非公認戦隊であるアキバレンジャー達のトピアにもザンギャックTVが現れた。
 そこは、まだザンギャックを知らないヒロイン達が生活している世界。

 人知れず並行世界に起こった変化は、ヒロイン達に違和感を与えたものの、その正体に気がつかれることは無かった。
「ん?」
『 ZTV?』
 見覚えのないはずの看板に美月の心にが引っかかる。
『 ZTV……乙TV?』
 そして、違和感の正体に気づく事なく、とんでもない勘違いを始める。
『まさか、ステマ乙の!?』
 ZTVを乙TVと勝手に脳内変換してしまう妄想力は、流石と言うしかない。
 だが、その妄想力が原因となり、悲劇に巻き込まれていく事を美月は知らない。