そして、答え合わせの時間が訪れる。
 爆発に合わせて、潜んでいた物陰から飛び出した美月の乳首とクリトリスが、激しく振動する。
「きゃあぁぁぁぁ!!」
 妄想世界では身につけていないはずのピアスが、現実世界で振動し、その衝撃が妄想世界の美月の体に影響を与えていた。
「ザンギャック!!」
 そう叫ぶ美月のピアスが、更に激しく振動する。
「ひぁぁぁぁぁ!!」
 立っている事も難しいが、立ち止まっていては爆発に巻き込まれてしまう。
 暴れる肉体に翻弄されながら、爆発から逃げるように走り回る。
「慰安婦なら、それに相応しい格好と言葉を使えよな。」
 どこからともなく声が聞こえてくる。
『くっ……』
 いったい、どこから(いつから)が妄想なのか、美月の心配はこの後の陵辱だけでなく、“UR葵ちゃんのカード”が妄想ではないかも含まれるため、別の意味でも気が気ではなかった。