「君達も、逃げて良いよ……束縛はしないから」
「え?」
美月もシー○も何が起こったのか理解していなかった。
闖入者によって解放された2人は、それを理解するのに多少の時間が必要だった。
そして、その時間が結果としてチャンスを失う事になる。