「全裸職業の者が、仕事の都合以外で服を着る事は許されていません。」
 AVの撮影等で服を着る以外には、着衣が認められていないと主張する。
「違法状態にあるため、直ぐに衣服を脱がしてください。」
 シャチークがそう言うと、裁判官が頷く。
 直ぐに裁判所の警備員が入って来ると、美月の衣服を剥いでいく。
「いやぁああああああああああああああああああああああああ!」
 ザンギャックの名誉市民や怪人達ではなく、司法に仕える者によって、美月は全裸にされる。
「こんなの無いです!」
 この世界では、美月は裸でいるのが正しい姿なのだと突きつけられる。
「では連れ帰り、彼女がこの地球でも犯罪者であることを自覚させます。」
 そして、傍聴席に居たはずの非公認トピアの美月も姿を消していた。