バキッ!
「ウホッ!?」
 跳び膝蹴り一閃、ゴリラが倒される。
「うぁ……」
 勢いよくペニスが抜かれ、床に倒れ込む美月。
「しっかりしな! あんたは私なんだろう!」
ゴリラを倒したのは、見覚えのある美月だった。
「相手はシャチークだぞ、なんで後れを取るんだよ!」
アキバブルーとしてだらしがないと、檄を飛ばす。
「ちゃんと戦える戦士もいるのね……」
その様子をシンケンピンクが見つめている。
「そ……そうよね、私達何も悪い事してないものね……」
 ゆっくりと美月は立ち上る。
「良く言った、わたし!」
「ありがとう、わたし!」
 ガッチリと手を組むと、シャチークに向き直る。
「ちょっと待て、わかっているのかお前たち!」
 さっきまで弱気だった美月にまで睨まれ、たじろぐ。
「このピアスコントローラーがある限り、抵抗は無意味だ!」
 シャチークは、必死にコントローラーをアキバブルー1に合わせて、ボタンを押す。
「これでもくらえ!」
 だが、ピアスは揺れなかった。
「え?」
 パトレン3号によってかけられたロックを、誰も解除出来ていないのだから。
「「重妄想!!」」
 MMZを構えてダブル変身する。