「いまは……」
 酔っ払ったおじさん達が、いつ妄想を始めるかわからない。
 しかし、ゴーミンにはそんな事は関係ない。
「ちょっとやりたくなってな。」
 まるで腹が減ったと言うのと同じ程度に言われる。
「そしたら、ちょうどお前が目に入ってな。」
 いい所に居たと褒めてやる。と言われる。
「ほら、何してる?」
 前屈みで耐えている美月に言う。
「え?」
 美月は、何を求められているのか理解出来ない。
「ザンギャックの雌奴隷が、いつまで服を着ているんだ。早く脱げ。」
 ゴーミンは雌奴隷は、ゴーミンの前では裸になるのがルールだと最初に教えただろう? と言う。