「こんな色気の無い服は没収だ!!」
 美月の服や下着が紙袋に入れられていく。
 その中には、今まで着ていたジャージも含まれていた。
「それは、授業で必要なの!!」
 しかし、ゴーミンは返すつもりはない。
「授業なら、体操着でも良いだろ?」
 以前なら、体操着でも問題は無かっただろう。
 しかし、今の美月には体操着の上からでもわかるピアスが着いている。
「そんな……」
 嘆く美月の背後でジョキジョキとハサミが布を切る音が聞こえる。
「これも、まだまだ長いな……」
 制服のスカートがゴーミンの手によって超ミニにされていた。
「お願いします! やめてください!!」
 泣きながら静止する美月だったが、そんな事でゴーミン達が止まるわけはない。