「ほら尻を上げてよ」
 ツプリッ……
「んあ❤!」
 グイと尻が持ち上げられ、その真上から浣腸器の嘴管が刺し込まれる。冷たいその感触に慣れる事は絶対に無いと言い切れる。
「これもしまってあったよ、この液体が気持ちいんでしょ?」
「何々? ドナン? なんだろう?」
「気持ちいい薬って事かな?」
「ちが……」
 そんなわけはない、苦痛でしかない事を少年たちは何故か気持ち良いと言い続けるのだった。