「はいチーズ」
カシャッ
上体を起こされてから、顔を正面に向けさせられた瞬間にフラッシュが光った。
「え?」
膨れ上がる便意、それに耐えている顔を写真に撮られた。
「いひひ、良い写真だぜ」
「そんなもの……ああ、酷いわ」
「排泄たくても、出来ない良い顔だが。俺たちにおねだりしてしてまで浣腸したってのに笑顔になれないのか?」
無理な要求だった。
確かに栓がお尻の中で膨らんで、それが無くならない限り優子はどんなに苦しくても排泄できない。