「こんな所にいるなんて……」
それでも、優子には安心できない事がある。
二階に上がり小物の整理を始めた途端に、優子の目の前に整理券が二枚差し出された。
「え?」
「こっちが本職だろ、奥さん」
てっきり他から仕事を取ってきた同業者かとおもっていた人たちの中に、初顔だけど陵辱者がいた。
「今日は……」
「良いのかよ、そんなことを言って……」