「使った分のドナン液はちゃんと補充しておいてくれるってさ」
そんな事を心配なんてしていない。
「はやく、自分で入れなよ?」
「時間無くなっちゃうよぉ?」
「いつまでもそうしていたら、どうなるかって分かるよね」
言葉によって追い詰められている彼らは子供特有の残酷さをもっている、このままだと兄が帰って来るまでこのままにしておかれる事だろう。