「というわけで、我等が版図である地球を壊されちゃ困るからな、しっかりブレイブを溜めて、仕留めて来てくれ」
 代わりに何かをつけるとか、そういうことも無くゴーミンは立ち去ろうとした。
「な、なんで?」
「頭悪いのか?理由は言っただろ……子供達はちゃんと家で待ってるからな……死なないで帰って来るんだぜ」
 今まで、散々非人道的な事をしておいて、いまさら何だと言うのだろう……理解出来なかった。
「カッコつけて……カッコつけてぇ……」
 でも、せっかく貰ったチャンスを無駄にする気なんて、当然アミィには無い。
「よし!みんなの説得だ!」