「いやぁあああ! 来ないでぇ!」
 電車内で名誉市民たちに追われるカグラ。次々に車両間のドアをこじ開け必死に走る。
「私は牝奴隷でもなければ、尻奴隷にもならないんだからぁ!」
 グイッ!
 髪の毛が掴まれて、いきなり引き倒されてしまう
「トッキュウチェンジ!」
 トッキュウ5号へと変身しようとするカグラの手を押さえつけて。
「それで、俺たち人間を攻撃する気か?」
「ヨコザさんよ! あの部屋使わせてくれよ」
 名誉市民の一人がそう車両に向かって声をかける。
「仕方ないのぉ……」
 車両間のドアが次々と開き、遂に女性専用車両と表示された車両迄つれて来られるとカグラを押し込む。