「待ってたぜ……カグラちゃん」
 室内には名誉市民の男性たちがカグラのベットに腰かけていた。
「な……なんで?」
「このマンションと学校の学費、2年も留守にしてたら大変な事になるだろう?」
 完全に失念していた。
「俺たちが払っておいたから……さあ、お礼もかねて若い子たちも混ぜてよぉ」
「嫌……」
「凌辱のお時間です!」
 ポチッ
 名誉市民の手にはカグラ専用、ザンギャックTVの視聴者プレゼントとして配られたピアスコントローラーが握られていたのだ。