都会まで繋がっているとはいえ、昴ヶ浜周辺では、それほどの乗客はいない、案の定一人も先客はいなかった。
「ここに立っていてね、目的地に着くまでは我慢だからね、どっちにしてもアナルフックの所為で座れないけどね」