「そうだよ、良いところさ」
彼らがコートを捲る
「きゃぁ」
「ほほう、これは素晴らしいね」
慌てているのは彩香だけで、出迎えた少年も前に刺されたアナルフックを興味深げに確認している。
「だろ?」
この少年も、彼らと同じ変質者なのだ。