素直にそれを首に回すと、それこそ犬のようにリードが繋がれる、両手は仕事中と同じように後ろ手で縛り上げられる。
 変態客しかいない常連よりも手慣れた子供たちに、愕然とする。
「朝の散歩をしようぜ」
 前のように海岸沿いか、洸がよく行っている秘密基地かもしれない。
「あ、その前に……」