「保健委員、保健室へ」
先生がそう言って、声をかける。
「風花ちゃん大丈夫?」
歩くことも出来ない風花は肩を貸して貰って、必死に足を進めるが……
「あ……あ……」
ビクンビクンと、痙攣を繰り返し。
見るものが見れば、どうなっているのか分かってしまいそうだ。
椅子に残された液体すらも……