「ほら、肝心の所を見せてみろよ」
後ろから抱き上げられて、正面からは足を左右へ開かれる。
「いやぁ……」
忍者としての修行不足を実感させられる。
見ず知らずの男性に股間を覗かれて平静でいられないのは霞としても情けない限りだった。
「なんだこりゃ?」
しかも、そこは一番恥ずかしい場所にピアスが施され、穴からは管がぶら下がっているのだ。
「見ちゃいや……」
そんな言葉が男を更に獰猛にさせるなんて、当然霞はしらない。