「ああ……だめ……こわれ……あ……」
床の上でのた打ち回る霞をご主人様はじっと見ている。
「おね……と……あ……」
過呼吸が言葉を発することを許してくれない。
「何を言ってるのかな? 霞」
「あひん」
絶頂がまた言葉を奪う、さっきから何度も、何度も……
「おいしいからもっと飲みたいかな」
ボタンはそのままで、ご主人様が霞から離れた。