「霞、こっちだ」
 リードを引くのはご主人様で、霞の身体で遊び倒した子供たちは、お食事会に移行していた。
「んん……」
「きっと、またお母さんミルク出ると思ったからね、良いところへ連れて行ってあげるよ」
 何を言われても、ギャグを噛まされた口からはヒューヒューと空気が鳴る音しか出てこない。
「こっちだよ」
 裏木戸があり、中庭へと霞は連れていかれた。
「!」