「霞もこの二人みたいにここでミルクを集めるんだよ」
牛小屋の端に備え付けられたスペースで家畜のように固定される。
「ん! ん!!」
この感覚は、大学の学食で備え付けられたよりも絶望感があった。
「霞はニンニンジャーだから、ずっとここにはいられないし、ミルクが溜まるまで少し我慢してね」
霞は、そのまま小一時間ほど放置される事になった。