「先生の見解は?」
 カツカツと、黒板に向かう。
「性欲亢進症は肉体の限界を越えて発症した症状なので、抑制できないです」
「でも、抑制浣腸でしょ」
「浣腸がきつすぎると、本来快感を上回るものですけど……ん……
 ナノマシンによって性感素子によって腸内が変容している、いま……はぁはぁ
 液体の通過による刺激も大量浣腸による膨張も……その」
「先生には全部、気持ちいいって事だね」
「はい、その通りです」
 自分で持っている浣腸器の高さが微妙で、逆流と注入を繰り返し、今も頭をピンク色にしている。