「うあっ! 産みたくない、産みたくない、地帝獣の卵なんかイヤよ!」
 地上に上がった先で、先に出たはずのモモコさんが、お腹を大きくしている。
「モモコさん……?」
「また漏らしてるのかよ」
 ご主人様には覚えあのある光景の様で、侮蔑の言葉を発している。
「霞先生もこんな変態女はイヤだよな」
 ぐりぐりっとお尻の穴の中で指が蠢く。
「モ、モモコさんだって……エッチな自分が抑えきれないんですよね。仕方ないです」
「はうっ……!」
 苦悩の表情が痛々しい。
「おめでただね。モモコ先生♪」
 でも、霞と同じように苦痛だけじゃない色が声に滲んでいる。
「今度はどんな仔を産むのかなぁ〜」
 ○○君も、何故か知っているようだ……と言うか校長のみならず彼らは全員、名誉市民という事なのか?
「もっと声を張り上げて! 力んじゃってよ!」
「あふっ! ふぉぉっ、くっ、くぁぁあああ〜んっ!」