霞の脇には少年が立っていた。
「どう言うこと?」
「ほら……」
 霞の前に差し出されたリードは、鼻につなげる輪が付いていた。
「ミルクもしばらく絞ってないだろう?」
「は……はい……」
 少年は、手を伸ばし霞の乳首をひねる。
 ピュッ
「うん、溜まってるみたいだね」
 何かおかしいと思っても、動けない。
「どうしたの」
「ど、どうして……ここにいるのですか?」
「え? 何かここにある気がして大学校内にいたら、不思議な光に包まれて……全部思い出したんだ、霞という牝奴隷の事……ご主人様を待ってると思ってね」
 もう、戻ることの無いはずの時、そのはずだった。
「ご主人さま……」
 八雲君に心で侘びながら、霞は何かを受け入れていた。