「……すみません。そこ通りたいので、横にどいていただけますか?」
 そして、さっそくその正史くんが行く手を遮る。
「駄目だ。それに遅いじゃないか、霞。早速始めるよ」
 さっそく、管理を任されていると宣言している正史くんは霞の白衣を脱がそうと手を掛ける……
『ん、もう……仕方がありませんね……』