「あれは?」
「え〜と……セラ。ジュウオウジャーのジュウオウシャーク。人間ではなく、ジューマンだそうだ」
「ジューマン?」
「ああ、ジュ―ランドの住人で頭部が動物の形をした獣人の姿で、独自の文明を持ち身体能力が優れているらしい」
 広場の噴水の水を気持ちよさそうに浴びているセラを、こっそりと観察しているゴーミン。
「でも、あの顔は人間じゃないか?」
「ジューマンでも人間でもマンコがあれば、慰安婦として充分だ」
 変身可能のヒロインを雌化するのも、もう手慣れたものだ。
「だな」
 どうやら、セラは慰安婦対象として合格なようだ。それがセラにとって幸せかは定かではない……