「もうこの船には戻らないかも……だから」
チキュウの戦いに赴くハミィはその前にこの部屋にいるインダベーたちに脱出を促すのだった。
「俺たちに気を使ってるのか?」
「なな……なんでよ」
思いがけない言葉にハミィは戸惑う。
「まさか俺たちの命を気遣ってくれるとはな」
「違うわよ、私達は救世主宇宙全ての命を救うんだから!」