「この先に、インダベーにされそうになってる人間を集めてある」
「よぉ!」
「久し振りだな」
 つれて来られた倉庫の一口に他二人のインダベーが待っていた。
「ついさっき迄一緒にいたでしょ! で、なにしてるの?」
 同じようなツッコミをした後で背後に声をかける。
「俺がいるから見られる心配はないぜ、だから安心してくれ」
 ここまでの道のり、ずっとハミィのスカートを捲り上げながら歩いていたのだ、しかもハミィが突っ込むのを待っていたという風でもない。
「もう……」