「安心しろ。お前たちは仲良しみたいだから、お互いが気持ちよく感じられるようにしておいたぞ?」
 ピッ♪
 銀色のバケツは、手に持っていたリモコンのバタンを押した。
「「!? あ、ああああああああ!?」」
 悲鳴は同時に上がる。
 しかし、ボタンが押された瞬間に微振動を起こし、性感帯を刺激されたのは詩穂にピアシングされた球体だった。
 だけども、ピアスがつけられていない初美花の胸も同様にブルブルと震えたのだ。
「何? 何? どういうことなの!?」
 初美花は、勝手に振動する自らの胸と股間にパニックをおこした。