「焼印だよ!」
「焼印?」
「これだ」
焼印と言って目の前に提示された物がなんであるのかつかさには分からなかった。
「これ?」
スタンプか何かであるようには見えるのだが、円形の先の部分は平らな状態で何かを押し当ててどうこうするようには見えない。
「やってみれば分かるぜ」
そう言ってつかさの胸にそれは押し当てられた。
「きゃん!」
一瞬冷たい鉄の様な感触の後、一気にその場が熱くなった。
「ぎゃぁああああああああ!」