「ここで着替えるのか?」
「今までもしてたじゃないか……備品がその着衣を交換するのに凍以外でして不備が出たら管理官としての私の職務が怠慢という事にもなりかねないからね」
興味が無いとでも言いたげに目の前で着換えをするのが当たり前だと横沢は言うのだ。
「えっと」
「見るなよは無しだぞ、見る事も勤めなのでな、その身体が不備なく機能する状態を維持するのも当然俺の仕事の内だからな」
本当に何を言われているのか分からなかったが、大事にしてくれるという事だけは理解出来たつかさだった。