「少しは興奮するようになったじゃないか、恥ずかしいという感情を忘れたらいけない」
「恥ずかしいなんて、思いたくもない……」
 しかし、つかさの身体は正直で、焼印された紋章は簡単に浮かび上がっていた。
「でも、興奮してる」
「恥ずかしさで身体が燃え上がる、それが明神つかさという備品の特性だ」