「なんじゃこりゃああああああああああああああああ!」
備品室に響き渡ったのは、備品管理官の悲鳴。
「どうした、横沢?」
「回収したヨコザコレクションが、一つもないじゃないか!」
「ああ、無いな」
つかさにとっては目の前にで起こった事の結果なので、驚きはないのだが……
「どうしてだ?」
「ああ、どうしてかと言われたら、前に手に入れてた空のリュウソウルに全部入った」
「全部……全部か?」
「ああ」
それだけが事実。
「他の事象は元に戻ってるじゃないか、なんでこれだけぇ!」