気が付くと、二人に前後から犯されていた。
「ああ……」
「気が付いたね先生、今度は僕たちのザーメンを搾り取るまでバイブは禁止」
 その言葉で、少しだけホッとする。
「でも、休めるなんて思わないでね……
 月曜日の朝までに出来なかったら……
 こういうふうにセックスしてるから出勤できませんって写真付きで休暇申請送っちゃうよ」
「ダメ、ダメよ!」
 まだ、守らなければいけないものがあるなんて、自分でも滑稽だった。