「よし、解放して上げるよ、せんせい」
瞳孔に、玩具化解除をインプットする。
「おもしろいアプリだよね」
「俺たちが生徒の頃に欲しかった」
「でも、二人だけでこうして遊べる」
「もっと、いろいろとしたいな」
「朝になれば……」
「そう、朝になれば」
最初に先生で遊んだ奴が、また遊ぶのだろう。
どんな風になって自宅へ戻ってくるか楽しみでもある。