「ひっ!」
 湯船がドロドロで、誰かがトイレと勘違いした様にしか見えない。
「私が?……」
 この部屋には、自分しかいないはずで……
「ダメだわ、今は……」
 シャワーヘッドが湯船の底に落ちていたので、今すぐのシャワーを諦めた。