「次は俺の番だな! ゴッ」
「頑張れ、次の相手は太極拳とか言うのを使うらしいから気を付けろゴッ」
 ゴーミンたちは順番に担当を決めて時間を跳躍していた。
 戦隊のメンバーになる前に、雌に堕とす。
 そして、本来闘うはずだった組織に地球人の性奴隷として寄贈し、そのまま過酷に使って死んでもいいし、そのまま何者でもないタダの奴隷として奈落に落ちてもいい。
 どちらにしても、歴史を変更する前の恨みを知らずに晴らしている事にもなる、それはそれで面白いかもしれないと考えている。
「大丈夫、おれは力技で行くゴッ 一小隊連れて行くゴッ」
 未来から来たことは明かさずに、現地の組織に入らぬ知恵を入れて特別扱いしたら、もしかしたらヒーローとしての資質から、本当の歴史に立ち戻ってしまうかもしれないからだ。
 特別じゃない、その他大勢のただの牝奴隷便器としての運命を辿って貰うつもりなのだった。
「通常空間にドライブ!」