「あひゃ……ダメ……ダメ……帰して……お父さんの所に……帰して……」
意識も朦朧として何も見えていない。
「かなり無理が来ているな……感度上げろ!」
「右左共に+9.9」
「クリは最大値です」
「カンフル剤も限界か……」
「地上を捕まえた、行ける! 突入班は準備を!」
「あれ連れて行くのか?」
「行きたがってる、ちょっと薬が効き過ぎてるが大丈夫だろう」
「そうだな、普通の状態だと何もしないからな……」