「なかなか、隙を見せないな……」
「ああ、だが美しすぎる女医の評判は嘘じゃないな」
「あれは、絶対に我らの慰安婦として徴用せねば!」
 病院内で小夜を観察するゴーミン。

「……? う〜ん。やっぱり、だれか、私の事を視てるのかしら?」
 ここ連日、感じる視線に腰に手をあて考える小夜。