「しっかり働いて稼いで来い、それを使って更なるマゾにしてやるからな」
 送り出される小夜のスカートは腰からスリットが真後ろに恥ずかしい部分をまるで隠さないように入っている代物だ。
「似合ってるぜ」
 もうずっと小夜の衣服を管理している警備員によって、小夜のお気に入りのブランドも魔改造されている。
「はい、行ってきます……」
 腸奥にホースを潜り込ませたまま、栓をするようにアルミ缶をアナルに咥えこんで、太陽の光にスリットの間に除き見える缶底が妖しく反射光を放つ。
 そんな情けない状態でマンションから病院へ出勤する事が日常になってしまっている。