「ぐひんっ!❤」
「これをちゃんと入れておかないといけないって師匠が」
八太はいつの間にか警備員の事を師匠と呼ぶようになっていた。
「大好きなんでしょ?」
「ちが……あ❤」
否定の言葉に意味なんてない事は身に染みていた。
もちろん、まだ八太には小夜の声が艶を帯びることは理解できていなかったのだが……