「さて、今日の職務は終了ですね」
小夜のキーボードを打つ手が止まった瞬間に麻酔科医はたった一枚羽織っている白衣を剥ぎ取ると、後ろ手に小夜を縛り上げた。
「いた❤……」
「さて、今日も小夜先生の肉体で遊ぼうか?」
わざわざ小夜の診察室へ入ってきて待っていたのだ、医志團だけの活動の時とは全然違っている。
病気に苦しむ子供達を元気にしようと立ち上げた医志團だったのに……