ガクンッ!
意識を失った肉体が崩れ落ちるのを短いリードが引き留める。
「がっ」
無意識の喉から、詰まるような音が漏れたまま、身体を点滴棒に小夜はあずける形になってしまった。
「じゃあ、二つ目いくぜ!」