「丁度よかった、こちらから声をかけようと思っていた所だ」
メンバーたちはそう言いながら手慣れた感じで小夜の服を脱がしていく。
「ちょ」
「全裸女がこの部屋で服着てるとか可笑しいだろ?」
言ってる事が無茶苦茶だ、なにせ彼らが勝手にそう名付けてからそう扱われているだけなのだから。
「わかってるけど……本当に大丈夫なの?」
全裸にされる事よりも人の命が優先な小夜はそれでもメンバーの今の健康状態が気になるのだった。