「ありがとうヘリコ!」
町中の偵察を空からする名目と安全面からマンション屋上のヘリポートに下ろしてもらった。
「まっかせてーー小夜さん!」
手を振り一端別れた後、小夜は小走りでマンションのエレベーターへ向かっていた。