「脱げって……そんな」
「UMAの全裸女なんだから、服着てる方がおかしいだろ?」
「そんな、勝手にそう名付けたくせに、勝手な事を」
 そこまで行って彼らの内数名の手の中にあるピアスコントローラーが目に入る。
「UMA17号さんに頂いたこいつの威力はかなり強いらしい、あの大治小夜いやいやUMA18号全裸女が怯えて言葉を止めるし、抵抗も出来ないなんてよ、さてどうする?」
「どうするって」
「そこで脱げばいい」
 探索部員達が車座になっていて、その中央にあるテーブルに上がらされてる。そして見られながら脱ぐというのだ。
「ストリップという訳だ」
 探索部員達が一気に沸いた。