「じゃあ行きますよ」
 やっと廊下での痴態ショーが終わらせてもらえるというのに。
「ちょ……ああ❤ 歩けない」
 腸バイブが振動したままで、一歩でも身体を動かせば、連鎖的な快感にどうなるか分からない状態だった。
「仕方ないなぁ」
 麻酔科医は小夜の手を取って歩き出した。
「ひん❤」