「そ、それは……」
 言葉に詰まる、快感を得る為にここに来たわけじゃ無く体内からの膨張感から解放されたくてやって来たのだが、結果として……
「ん❤……」
 ジョボジョボと、まだまだ深い所に溜められたビールが溢れている。
「小夜先生、行きますよ」
「待って、まだ……」
 そんな事を気にもしないで麻酔科医は小夜をトイレから連れ出した。