「な、なんで」
思わずついて出た言葉に。
「おや、小夜先生凄い事してるね」
「こんにちわ小夜先生、今日から俺も小夜先生に診てもらいたいよ」
この場で診察を待っているのは小夜が担当している患者だけじゃない、他の先生の患者もみな小夜の痴態映像を観ながら、目の前に現れた小夜本人に重ねる様に見つめている。
「ご、ごめんなさい!」
服を着ているのに、全部見透かされている気になって来る。